飲みにケーション@なかむら
先日、久しぶりにクリニックの飲み会を開催しました。
前回は2月なので、4ヶ月ぶり
気づけば、かなり経過していました(汗)
そんな事もあり今回は豪勢に
場所は、沖野にあります「旬菜旬魚なかむら」です。
実は、2週間前から店主と献立の相談とリクエストしておきました。
こちらの仕入れは、店主自ら京都の市場でされており、質も保証済み
写真はありませんが、特大のノドグロの塩焼きなんかも用意してもらいました。
ちなみに店主は31歳とお若いですが、きちんとした料理店での修行経験もあり、八日市では貴重な存在です。
こんな言葉を聞いたことがあります
「料理人の腕は、8割修行先で決まる」
専門職において、やはりどういうところで勉強したのかは、その後に大きく左右されるのだろうという事は明らかな事だなと思います。
僕の仕事も専門職です。
振り返って、良い所で勉強できた事に感謝です。
話を戻して、最後にリクエストでこんな物を作ってもらいました。
鉄火巻?
最近、ネット上で東京の鮨屋がやっていたのを見たので
作製依頼しましたところ、やってくれました(笑)
シャリより鮪が多い
この日のために京都の市場で鮪を集めてくれました。
美味しい料理に技術は必要ですが、仕入れも重要。
修行経験のある料理人は、仕入れもきちんとしています。
これからさらに追加で巻いてもらい、スタッフに持ち帰りしてもらいました。
ふと、従業員にこんな物を食べさせる歯科医師大丈夫か?って思われないだろうかと不安に(汗)
いや、スタッフの家族にまで気遣いできる歯科医師だと解釈していただければ幸いです・・・
ちなみにこの鮪は、赤身、中トロ、大トロの3種類が巻かれています。
で?
と思いますよね
この部位の違う、味の違う部位を組み合わせる事で味覚のグラデーションができるんです。
味覚のグラデーション?
少し聞き慣れないかもしれませんね
音楽で言うなら、単音なのか多重音なのかという事です。
色々な音が重なり合うことで、複雑性、深みが生まれるとでも言うのでしょうか
単音では、得られない感動を得る事ができます。
味覚も同じ感性です。
複雑な味わいは、味覚という感性を動かし美味しいと感じるのだと思います。
僕の仕事で言うと、審美的な治療もそれに当たります。
歯という色の色彩は単色では自然な色は再現できません。
しかし、周りの歯と調和するように歯の色にグラデーションを与える事で自然感、美しさを再現する事ができるのです。
無理やり歯科の話につなげた感はありますが、なんの仕事も単調な物ではダメだと思います。
手間暇かけることは、いい仕事をするために必須の事なんだろうとつくづく思います。
ちなみに本日の木曜は、歯科医師会業務で山科へ
12時半集合でしたので、先に烏丸御池でカレーを食べてきました。
お店は「カマル」
カレーはスパイスの多重奏です。
色々なスパイスを組み合わせて、完成する料理であり、本格的なお店はスパイスの複雑味、深みを感じますね。
こちらのお店は以前にも伺っており、激辛カレーで撃沈してしまいましたが、今回はマイルドなので美味しく頂けました。
グラデーションに注目した今回のブログでした。