第34回滋賀歯学会 at大津
昨日の日曜日は、大津のピアザ淡海で開催されました『第34回滋賀歯学会』に参加してきました。
滋賀県で定期開催されている数少ない学会です。
いつもこの日は、天気が良い。
そんな中、会議室にこもって勉強です。
今回の収穫は、今話題の『リグロス』についての演題発表及び、この薬品を扱うための講習も受けることができました。
これは、世界初の歯周組織再生医薬品になります。
歯周組織と言うと
・歯槽骨
・セメント質
・歯根膜
歯の根を支える組織になります。
『リグロス』は、この歯周組織を再生させる薬品になります。
適応症例は限られますが、保険で使用することができ、必要な症例には使用していこうと思います。
また、本年の3月をもって、滋賀県立総合病院(旧:滋賀県立成人病センター)の歯科口腔外科の部長でおられます、津田善造先生が退任されます。
本学会の退任記念講演で、「37年間を振り返って」というタイトルで講演されました。
インプラントのスウェーデン研修、歯科口腔外科における終末医療、智歯抜歯(親知らず)の手技の変遷、等についてお話をされました。
長らく滋賀県下における歯科医療の発展、特に口腔外科分野では多大な貢献をされた先生です。
そして、僕は前職で、一緒に仕事をしたり、研修を受けさせてもらったりと、大変お世話になった先生であり、寂しい限りです。
津田先生は、ゴルフが大好きで、一度だけ一緒に回ったこともあります。
僕は、5年に1回ぐらいしかゴルフしませんけど(笑)
学会後の懇親会にて
左:僕 真ん中:津田先生 右:後輩
僕もいつか自分の歯科医師人生を振り返った時に、振り返れるものをしっかり残せるよう日々頑張っていこうと思う。