根管充填
歯内療法(歯の根の治療)の仕上げ、すなわち根管内を綺麗にした後、空洞の根管内をガッタパーチャという充填物で塞ぎます。
その充填様式には、いくつかあります。
・側方加圧充填法
・垂直加圧充填法
・シングルポイント充填法
それぞれに特徴があるのですが、現時点で、歯内療法専門医の多くが取り入れているのが、垂直加圧充填法の中でも「CWT法」と呼ばれる方法です。
この根管充填において、最も重要な点は、根管内を緊密に充填する事です。
しっかりと密閉して細菌の侵入を防ぎ、歯内療法の失敗となる根尖への細菌感染を防ぐ事です。
その最も重要な「緊密な充填」を行うのに最も適した方法がこの「CWT(Continuous Wave Technique)法」
実は、このテクニック以前に実習で学んだのですが、器材がないので行っておりませんでした。
しかし、やっとこの器材を買いました。
なぜ買わなかったのかと言うと
・歯科用マイクロスコープがないと使えない(or使いにくい)
・非常に高額
ですが、現在使用している高倍率の拡大鏡と同軸ライトでもなんとか使用可能であり、マイクロスコープも来月に到着予定なので、買いました。
日を同じくして、院内インカムも来ました。
拡大鏡のライト、インカムで顔周りは配線だらけです(汗)