ブログ|東近江市・八日市駅で歯科をお探しの方は村上歯科クリニックまで

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球の体積

高倍率の拡大鏡を使用するようになり、より細かい精密な治療ができるようになりました。

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その結果、今までの器具が大きい!!

細かい部位まで見えるようになったのに、器具が肉眼用の物では、ダメだと

スクリーンショット 2017-06-07 22.20.04

例えば、虫歯を削る時の器具です。

左:肉眼用 球の直径1.2mm 半径0.6mm

右:拡大視野用 直径0.7mm  半径0.35mm

ぱっと見ても大きさの違いがわかりますよね

球の体積は?

4/3π×半径×半径×半径

覚えてましたか??(笑)

 

つまり

左:肉眼用 0.288π(mm3)

右:拡大視野用 0.0572π(mm3)

切削体積で言うと、約5倍も違います。

拡大の意義は大きいです。

ちなみにこれは、削るという点においての話しで、他の器具も全て小さくなっています。

僕に経費削減は、無理ですね。

どんどん、器具が必要になる。

 

こんな言葉を耳にした。

「開業して1年経つとそろそろ仕事に飽きてこない?」

同じ事を漫然と繰り返すとそうなるのかもしれませんね。

常に向上心を持って、新しい知識、技術、設備、道具を追いかけていれば、飽きる事なんてないのになと思いました。

仕事をつまらない物にしているのは、きっと自分なんでしょうね

 

・余談

最近、雨の日の昼休みに近所のスターバックスで勉強してます。

何故か、はかどります(笑)

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これを言ったら、先輩にカッコつけんな!といわれました。

うーん・・・そんなつもりでは・・・