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少年野球

本日、大学で手術をして、その後もずっと診ていた患者さんが、福井からわざわざ来てくださいました。

以前に来ると言っていたので、スマホのスケジュールにはメモしてましたが、まさか本当に来るとは(笑)

時間は手違いで、お昼休みに来られましたが、知ったる仲?なので一人で診察しました。

でも肝心な以前にやろうと言っていた治療内容は忘れており(汗)

 

でその途中に次の予約患者さんが来られました。

初診の方ではないのですが、お顔と名前で

なぜかその時、古い記憶が一気にリンクしました。

 

『監督!!』

 

僕の小学校時代の野球の監督です。

今回で3回目の受診でした。

それまでは、気づいてませんでした。

思わず、福井から来ている馴染みの患者さんに、あの人、僕の小学校時代の少年野球の監督ですって話してしまいました。

 

その後に監督の治療を済ませ、

覚えてるわけないかなと思いいつつも

終わりがけに

『僕、北小で少年野球してまして監督に教えてもらってました!』

と監督に言うと

目を輝かせて

『今いくつだ?』

って聞かれて

『35歳です!同じ年には〇〇や、〇〇がいましたって!』

言うと

『覚えてる、覚えてる!』

と仰ってくださいました。

監督もすでに80歳とご高齢でしたので、驚きでした。

聞くと74歳ごろまで少年野球の監督をされていたそうです。

 

お会計の際もそんなに受付に行くわけではないのですが、気になったので行くと

『結婚したのか?』

と聞かれ

『結婚して、子供も産まれました』

と報告すると

とても嬉しそうな顔をしてくださってました。

 

その後、胸が詰まるような思い

なぜか目頭が熱くなる

会えて嬉しい?

老いた監督を見て悲しい?

 

よくわからない感情でした。

 

今日は福井から来た馴染みの患者のせい?(笑)

で昼休みがなく、診療終わりに仕事をしていると9時に脳がフリーズ

 

監督の事を思い出すとなぜがすごく悲しくなってきた

悲しい?

時間の流れを感じてしまい寂しい思いでした。

でも自分の大切な人がたくさんいるこの街で医療を行っていることが嬉しくも思いました。

自分の基本理念は

『患者は自分の家族』

 

これは、大学に入局してずっと言われていたことで、それは今でも守っている

できること、最善の治療はいつも行っている

それが医療の原点だと思います。

誰が来てもその思いは変わらないと思います。