第37回日本歯内療法学会 学術大会
本日は、名古屋に日本歯内治療学会 学術大会へ行ってきました。
昨日も参加したかったのですが、診療の都合上参加できず、本日の朝一から参加してきました。
歯内治療とは、患者さんには根っこの治療とか、神経の治療と説明しています。
歯の根は歯の土台であり、この治療は歯の土台の治療となります。
日本歯内治療学会のホームページにはこんなことが書いてあります。
「歯は一生の友達、根は一生の支え」
「歯内治療は目に見えない歯の大切な基礎工事」
歯科医師からすると上手い事言うなと感心
以下歯内治療についての説明です。
http://www.jea.gr.jp/ippan/index-4.shtml
歯内治療がうまくいかない、根っこが折れてしまった症例は抜歯になるケースが多いです。
しかし、そういった症例も抜歯せずに歯内治療で治すといった症例も見てきました。
また、今まで2次元のレントゲン情報だけで治療してきましたが、難治性の症例では、積極的にCT画像による診査によって、根の形態を知ることで治療することができるようになります。
歯の治療でCTと言うと大袈裟に思うかもしれませんが、歯科用CTは非常に被爆線量も少ないですし、大切な歯を治すためには必要な診査であると思います。
ただ、撮らないに越したことはありませんので、しっかり症例を見極めて撮影するかは、決めていきます。
学会では、最新の情報がたくさん溢れています。
全てが正しいとは限りませんが、今までの治療よりさらに良い治療成果をあげるための治療方法を勉強できました。
明日からすぐに実践できるものから、機材や材料を揃えないといけないものもありますが、今後より良い歯内治療を行えると思います。
最善の歯内治療を明日から実践していきたいと思います。
追記
お土産は、名古屋駅の名鉄地下1Fにあります「覚王山 吉芋」の吉芋花火を買ってきました。
一般的な芋けんぴよりも細切りで、水飴のコーティングべったりですが、甘さは程よく美味しいです。
食べ出すと止まりません(笑)
1パック600円。
名古屋っぽくないですが、お勧めできます。