口腔衛生センター
本日の木曜日は、滋賀県歯科医師会から仰せつかっております「口腔衛生センター」での診療に行ってきました。
場所は、草津と大津の境
滋賀医大の直ぐ傍にあります。
4年?ぶりですが、以前に1年程こちらでの業務を行っておりましたので、比較的スムーズに仕事ができました。
こちらでの診療は、一般歯科医院では対応困難な患者さんを口腔衛生センターが受け入れて、診療するという形になっております。
個人の歯科医院では、揃えられない設備、環境、人員を整えて、診療を行っております。
この日は、歯科麻酔の先生が来て、極めて治療が困難な患者さんに、鎮静をかけて歯科治療を行う日でした。
ちょっと興味で薬剤、道具、手技等を見ましたが、鎮静でもかなり深い鎮静。
かなりレベル高いです^^;
本日の先生は、知っている先生ばかりで、色々とお話もできで楽しく仕事ができました。
また、歯内治療があったのですが、患者の体動が激しく、口腔内は舌の動きが著明。
舌も唾液の排除もままならない口腔状況
まともな歯内治療は、無理だと思いました。
ラバーダムは、子供は嫌がってあまり使用できないのですが、こちらでは、人員も多いので、かけてみました。
すると、非常に治療が行いやすく、珍しく自分でナイスな判断だと思いました(笑)
後で聞くと、毎回、この患者さんは治療中に舌を切っていたそうですが、ラバーダムの効果で、安全かつ確実な治療を行うことができました。
実は、ラバーダムの道具がないと思っていたのですが、きちんと道具が揃っていたことにも驚きでした。
普段、ラバーダムは、唾液の排除をメインに使用しますが、舌を隔離し切削器具から守るという点でも有用だと感じました。
これは、今後も多用しそうです。